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リフォームお役立ち情報

リフォームの先輩100人に聞きました!

2018.1.25

リフォームと「窓・サッシ」の話

「窓・サッシ」のリフォームは、お家をとても過ごしやすくするメリットがあること、みなさんは知っていますか?窓は、採光・通風、断熱・気密、防音・防犯といった家を快適にする機能から、外観を飾るエクステリアまで、お家には欠かせない重要な役割を幅広く果たしてくれています。

窓・サッシのリフォームのタイミングは?

窓やサッシもキッチンやトイレなどと同じように10年〜15年もすると、実は傷んできて不具合が発生します。そして、完全に壊れてしまう前にリフォームする方が、余計な費用や工期がかからない場合が多いです。
では窓リフォームのタイミングを見極めるために、窓リフォームをした先輩たちの具体的な窓のお悩みを見てみましょう。

  • サッシが動きにくい
  • 室内側に結露が酷い
  • 結露のせいでフローリングが痛んだ
  • 窓にヒビが入った
  • 隙間風がはいってくる
  • 夏暑くて、冬寒い
  • 冷暖房が効かない
  • 防犯上、不安がある
  • シャッターが壊れた
  • 騒音がきになる
  • 西日が入ってきて家具が焼ける
  • 日当りが悪い

などなど、あなたのお住まいにも一つぐらい当てはまる悩み、ありませんか?いくつも当てはまる方は、ぜひ、窓リフォームについて知識を深めてください。

一般に、窓リフォームの相場は50万円程度と言われています。もちろんどの範囲までリフォームするか、どんなガラスやサッシを選ぶかによっても費用は変わります。今回は、窓・サッシのお悩み別にその解決策を探っていきたいと思います。

窓・サッシ対策は断熱・防音・防犯で解決!

一見バラバラのようにみえる窓・サッシの悩みも、大きく分けたら3つの対策のいずれかで解決できるんです。その対策とはズバリ!「断熱対策(日射対策含む)」・「防音対策」・「防犯対策」の3つです。

ご存知かもしれませんが、窓は家の中で熱の出入りが一番多い場所。夏場はなんと約70%の熱が窓から入ってきて、冬場は約50%の熱が窓から出て行ってしまいます。窓まわりをしっかりしてなければ、エアコンも効かないはずですし、光熱費も高くなりますよね。逆に言うと、窓の断熱性をあげて日射対策をすれば、夏場は外の熱を室内に入れにくく冬場はエアコンで温めた室内の空気を外に逃がしにくくなり、夏は涼しく冬は温い、その上お財布に優しいという理想的な暮らしが手に入ることになります。

二重サッシで手軽に断熱性アップ!

では、断熱性をあげる窓リフォームの具体的な方法を見ていきましょう。代表的かつ簡単な方法は、二重サッシに変えることです。二重サッシにする方法として一般的なのは、既存の窓の内側にもう一枚内窓をつけることです。

「え?今の窓を交換しないの?」と驚くかもしれません。実は今あるサッシを交換するとなると外壁にまで影響してしまうため、工事も大掛かりになりますし、費用も工期もかかります。なので、今あるサッシはそのまま、室内側に新しい窓を設置するのです。早ければ、1窓/1時間程度で終わるものもあるほど手軽な工事で断熱性や遮音性も格段にアップする、一石二鳥以上の効果が期待できるリフォームです。
良い事ばかりの二重サッシですが、ガラスの種類が沢山あります。

①夏場はとにかく蒸し風呂になってしまう!

そんなお部屋には『遮熱高断熱複層ガラス』がオススメです。室外側のガラスの内側に金属膜コーティングが施してあり、日差しを約60%カットする優れもの。紫外線もカットしてくれるので、家具の色あせも防ぎます。

②冬寒いので、特に暖房の効果を上げたい!

それなら『高断熱複層ガラス』か『複層ガラス』がオススメ。これは室内側のガラスの内側に金属膜がコーティングしてあるもので太陽の熱を取り込み、室内の熱を逃しません。暖房効率もグッとUPします! そして、結露対策にも効果テキメン。寒い地域の方に採用されることが多いです。

③とにかく断熱性を上げたい!

そんな方には究極の『真空ガラス』です。シングルガラスの約4倍の断熱効果があります。秘密は、2枚のガラスの間にある0.2mmの真空スペースと金属膜コーティングが施してあることです。

防音には複層ガラスがおすすめ!

次に「音」でお困りの方の窓リフォームについて。
熱と同様、音の出入りが一番多いのは窓ですから、こちらも二重サッシにすることで問題は解決します。防音に特化したガラスとサッシを選びましょう。ガラスは厚いものほど遮音性が高くなりますから、シングルガラスより複層ガラスがおすすめです。防音用の『防音合わせガラス』など、音の振動を吸収する膜を2枚のガラスの間に挟んだものがよいでしょう。また気密性が高いほど音の出入りがなくなるので、サッシはアルミより樹脂製を選び、隙間対策をするとさらに効果的です。

防犯対策も複層ガラスで解決!

さて、最後は防犯対策。 警察庁の報告によりますと、一戸建て住宅にお住まいの場合、空き巣の侵入手段の第2位が「ガラス破り」です。(ちなみに第1位は「無締まり」、つまり、うっかり施錠をせずに空き巣に入られてしまったというもの)

つまり多くの空き巣犯は、ガラスの一部を割って侵入します。シングルガラスだと、わずか30秒以内で音も立てずに窓を割って侵入できるとか。想像しただけで恐ろしい。大きな窓でしたらシャッターを設置するのもひとつですが、昼間からシャッターを閉めていると「私、留守にしています!」と空き巣に伝えているようなもの・・・。ですから、ガラスでしっかり対策することが肝心です。そこで安心なのはやっぱり『防犯ガラス』。二層のガラスの間にシートを挟んでいて、簡単に窓を破ることができません。ただ、『防犯ガラス』は厚さがあるので必要なスペースがなく、設置できないという場合も。そんなときはホームセンターなどで売っている『防犯フィルム』がオススメです。貼るのが手間なら、ガラス屋さんにお願いすれば貼ってくれますので、相談してみてください。

空き巣の侵入手段(一戸建て)

2017年 / 警察庁調べ

最後に、「窓・サッシ」リフォームで見落としがちな、以外な落とし穴を紹介して終わりたいと思います。
それはカーテンレールのトラブル。窓のリフォームをお願いしたはいいけど、カーテンレールは別です・・・というケースがたまにあるのです。既存のカーテンレールが使える場合はいいですが、交換の場合は、事前の見積もりにカーテンレールも含まれているか、必ず確認してください。設置するカーテンレールの高さが変わってしまった場合は、カーテンも交換しないといけません。これも、併せてご注意ください。

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